先日、曽谷選手に折れたバットが当たったと報じられた。幸い軽い打撲で済んだが、折れた先端が当たっていれば重傷になっていた可能性がある。

バットの破損は珍しいものではなく、芯を外した打撃で起きやすい。折れたバットの先端や破片がもたらす危険は看過できない。

そこで、運用上の対策として次のルール整備を提案する。

  • 折れたバットが対戦相手に当たった場合は、故意でない限りその打者を自動アウト(進塁は認めない)とする。
  • 当該事象は危険球退場と同等に扱い、審判およびチームで安全確認の手順を定める。
  • 故意に当たりに行ったと判断される場合は、現行の危険行為規定に基づき別途処分を行う。
  • チームおよびリーグに対してバットの管理・点検を徹底させる仕組みを強化する。

ルールと運用が明確になれば、選手はより安心してプレーできるだろう。