遊戯王マスターデュエルにおいて、デッキ破壊戦術が話題に上るたび、その中心的なギミックやカード群に注目が集まりがちである。しかし、真にゲームバランスを歪め、不快感や理不尽さを増幅させている元凶は別にある。

結論から言えば、真の悪人は《妖精伝姫-シラユキ》である。いい加減、このカードは禁止に指定されるべきだ。

シラユキが極めて悪質である理由は以下の通りである。

  • ターン制限のないフリーチェーン特殊召喚 墓地のカード7枚を除外するだけで、相手ターン・自分ターンを問わず何度でも蘇生可能である。名称指定のターン1制限がないため、墓地肥やし手段と噛み合った際のループ性能が狂っている。
  • 縛りのないEXモンスター特殊召喚の素材 リンクモンスターをはじめとするEXモンスターを除外コストだけで容易に特殊召喚できる。これにより、相手のデッキを削りつつ、自分の盤面を強固にするコンボが成立してしまう。
  • 墓地リソースの無制限な利用 デッキ破壊ギミックにおいて、削ったデッキや肥やした墓地をそのままコストとして変換し、盤面を固めるコンボの核として機能してしまう。

デッキ破壊という戦術そのものよりも、それを容易かつ強固に成立させ、相手の反撃の芽を摘み取るシラユキの存在こそが最大の害悪と言わざるを得ない。環境の健全化のためにも、早期の禁止改訂を強く望む。