MasterCard がサブスクリプションを行う企業に忠告しているらしい
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ソースがない記事は嫌いだ。 ペイメントナビやポイント探検倶楽部の記事の多くはソースが掲載されていない。 情報発信サイトとしては低質なのだがそれはおいとこう。
サブスクリプション
サブスクリプションとは簡単にいうと月額課金のことだ。 ガラケー時代の music.jp とかが30代以降にはピンと来るだろう。 曲を取得するために課金したものの解約をし忘れて、 ずっとドコモなどのキャリア経由で300円が搾取されていたことはないだろうか?
誰がどう考えても悪質であることは明白だ。 多くは携帯契約時に勝手に契約させらたものが多い。 携帯電話を買いに来たのになんだかよくわからないものに自動入会させていたのだから。
ニコニコ動画に月額料金500円を払っている アホ 人もサブスクリプションを利用していることに気づくべきだ。
Netflix を契約している人も何が見たいとか目的もなく、ただなんとなく契約してもったいないからそこにあるよくわからない映像を見ている人も多くないだろうか?最近の映像コンテンツ販売で多用されている。
MasterCard が警笛を鳴らした
Free Trials without the Hassle
At Mastercard we are introducing rules for merchants that offer free-trials to make this a hassle-free experience for their consumers.
無料お試し期間は一部の消費者にとって購入するかどうかを決めるのに非常に有効な手段だと讃えつつ、それらはキャンセルする方法が非常に難しい定期的な製品購読に自動で切り替わってしまうと主張した。これは消費者にとっても銀行にとっておコストがかかる可能性があることを示唆した。
規則
Mastercardでは、あらゆる商取引をシンプルで安全、そして安全にしたいと考えています。これを消費者にとって手間のかからない体験にするための無料トライアルを提供する商人のための規則を導入しています。(Google 翻訳より)
英語は得意じゃないので間違っていたら修正のIssueを送ってほしい
- トライアル終了時にカード所有者の請求承認を必須化
- キャンセル方法の明確な提示を義務化(電子メールで送る)
- 電子メール等で請求内容(領収書)の送信を義務化
- 請求書にサイトURLもしくは電話番号の表示を義務化
まぁそりゃ必要やろって内容が羅列されている。
サブスクリプションへの態度
無料トライアルオファーは、売り上げを伸ばし、消費者の満足度を向上させるための正当で有用な方法です。(Google 翻訳より)
MasterCardはサブスクリプション自体は売上を伸ばし、消費者の満足度も向上すると主張する。 ただ、個人的には解約ができないことが消費者の満足度を向上させることに繋がるとは一切思わないのでこの主張はおかしいとこちらは主張したい。 試食のウインナーを食べたら、キャンセル方法がわからずに毎月ウインナーを定期購入させられることがないようにウェブにおいても試す行為と購入する行為は完全に分ける必要がある。
規則導入の正当性
新しい規則は、透明性を高め、カード保有者にとって優れた経験を保証するのに役立ちます。これらの変更に加えて、Mastercardのカード会員は、無許可の購入または請求からそれらを保護する当社のゼロ責任ポリシーによっても保護されています。カード保有者が、取引が不正または珍しいと思われる場合は、カードを発行している銀行に連絡して支援や詳細情報を入手することをお勧めします。(Google 翻訳より)
本人が許可していない契約による請求は許さない。 当然の話ではないだろうか?スマートフォンが登場するあたりまで日本では平然と行われていた搾取で消費者が泣き寝入りするものだったこと自体が本当に以上だと子供ながらにずっと思っていたよ。
謎の配慮
*このブログは2019年1月17日に更新され、ルールの変更がスキンケア、ヘルスケアアイテムなどの物理的製品に適用されることを明確にしました。(Google 翻訳より)
アイテムを明示してきたのは米国で何かしらの問題が顕著になっているからだろうか。 個人的にはすべて規制すべきだが…。
サブスクリプション解除が難しいもの
例がでてこなかったので挙げていこうと思う。
Amazon プライム
いつの間にか契約していたなんてことはありませんか?現状だと最も多い被害を生み出しているのがこれではないだろうか?解約の方法知っていますか?そして利用していますか? 無料体験期間を終了すると自動的にサブスクリプションへとシフトする典型的な悪徳商法(個人的な意見)なので注意したほうがいいですよ。
Netflix
Amazon プライムと同様な感じなので割愛。
Nintendo Online
だいたい同じなので割愛。
NHKの集金
Amazon プライムより悪質なのがこちら。 こちらはなんと法律で契約が義務化されている謎のサブスクリプションだ。 それなのに異常だと言う政治家はいない。 国民の金銭感覚とだいぶズレていることが理解できる。 こんな法律が存在するからサブスクリプションで問題が多発するんだ。
あとがき
最終的には NHK が狂っていることを主張する話になってしまったが、サブスクリプションの危険性と悪質性はきっちり理解すべきだろう。 かなり多くの人がその危険性を理解せずに使い続けることに疑問を感じつつ、無料体験期間はきっちり消費して恩恵がない場合は継続を拒否していこうと思う。