AI使ったセキュリティソフトって、今の空気ならもっと露骨に出てきてもよさそうなのに、案外見当たらないんだよな。

何にでもAIの看板が付きがちな時期なのに、ここだけは「AIで守ります」を前面に出した定番がぱっと浮かばない。むしろ静かすぎて、そこが少し不思議に見える。

たぶんセキュリティは、賢そうに見えることより、変な誤検知をしないとか、勝手に重くならないとか、そういう地味な安心感の方がずっと大事なんだと思う。AIを売り文句にした瞬間に、便利そうより先に怖さが立つのかもしれない。

中身では普通に使われていても、表ではあえて言わない。そのくらいの距離感が一番しっくり来る分野なのかもな、という気がする。