《ゾンビキャリア》経由で《水晶機巧-ハリファイバー》の出し方を考える
今回はハリファイバーをゾンビキャリア経由で出すルートを考える。
《ゾンビキャリア》を場に出す
通常召喚した場合は、《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚するのが標準パターンです。
ゾンビキャリアを引く確率は33.755%。
《ゾンビキャリア》を墓地へ送る
攻撃力400闇属性アンデット族ということでサポートカードは豊富にある。
《おろかな埋葬》
万能カードですが、今回はモンスターを場に出せないのでデメリットが発生します。 下記のモンスターがいる場合はそちらを優先しましょう。 《灰流うらら》を発動された場合に使えるよう発動優先度は低いことを意識しましょう。
ゾンビキャリアまたはおろかな埋葬を引く確率は42.707%。
《終末の騎士》・《牛頭鬼》・《堕ち武者》・《マスマティシャン》
《終末の騎士》
①:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。
制限カード。 終末の騎士は言わずとしれた汎用カード。 終末の騎士からゾンビキャリアはテンプレです。
《牛頭鬼》
①:自分メインフェイズに発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
《堕ち武者》
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送る。
《マスマティシャン》
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。
終末の騎士と同じことを牛頭鬼・堕ち武者・マスマティシャンで可能です。 堕ち武者は破壊されたときに牛頭鬼をリクルート可能なので《PSYフレームギア・γ》対策にもなります。 マスマティシャンの場合はジェット・シンクロン等も墓地へ送ることができるためルート考察が捗ると思います。 牛頭鬼は特殊召喚時にも効果が発動できます。 三者三様ですが、堕ち武者優先で灰流うららケアは各種指名者で行うのがいいと思います。
ゾンビキャリア・おろかな埋葬・墓地送りカードを引く確率は90%
《ユニゾンビ》・《不知火の隠者》
《ユニゾンビ》
②:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。
ユニゾンビで主に使うのは②の効果です。 デメリットが存在しますが、攻撃しないので問題ありません。
《不知火の隠者》
①:自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。デッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する。
ゾンビキャリアの守備力は200。 不知火の隠者から直接フィールドに出すことはできません。 場にモンスター1体、墓地にモンスター1体が必要なので万一出せたとしても事故になります。 このカードはユニゾンビを特殊召喚するためだけに入っています。 《瑚之龍》のドローで必要パーツを引くためのデッキ圧縮と考えてもいいと思います.
ここまで登場した20枚のカードを引く確率は97.644%。 ちなみに17枚だと94.886%。
以上こんなもんで十分でしょう。
以降は愚痴というか個人的な確率計算メモ。 正確な数字ではなくざっくりと計算したものになるのでだいたいこんなもんという認識でいただければよい。
ゾンビキャリアの後の展開をどうにかしよう。
90%越えていると十分なので他の展開パーツを入れたりするほうが良いと思います。
特にアスラピスク1killの場合は追加のアドバンス召喚用のカードとレベル2のモンスターが必要になるのでどうにかして手札に加える必要があります。
レベル2モンスターを場に1体特殊召喚する必要があるのでドッペルウォリアー以外の展開も考えなければいけません。
97.644% × 33.755% = 32.96%
これではいくらゾンビキャリアを初手に用意してもダメです。
14枚にしても 90% × 33.755% = 30.38%
となってしまうため、レベル2を出す手段を考えましょう。
サテライト・シンクロンを投入してみるのもいいでしょう。
6枚だと57.712%に上昇するので約1/2の確率で展開できます。
ここにアスラピスクを追加召喚するためのカードが必要なので 《カード・アドバンス》と《二重召喚》を投入します。
6枚だと57.712%。
57.712% × 57.712% × 90% = 29.976074%
だいたい1/3の確率で完璧に成功します。
完璧…手札誘発カードが発動された場合のことを考えるとそうでもないな困った困った。
《墓穴の指名者》と《抹殺の指名者》を引ける確率は以下の通り。
23.7%〜50%
採用枚数が2枚から5枚の間の確率を出した。
初手に相手が《灰流うらら》・《増殖するG》・《PSYフレームギア・γ》を握っている確率は以下の通り。
74.178%
自分が指名者カードを持っていて相手が妨害カードを持っている場合は37.089%。 ゾンビキャリアサーチカードに召喚権を優雅にゆずっている場合じゃない。 メタられることを前提に展開しないといけない。
デッキ構築は難しいなぁ。