近眼を算入「理解できぬ」障害者から怒りと批判 : 読売新聞

障害者雇用水増し問題が議題となった労政審分科会(22日午後5時、東京都千代田区で)=吉岡毅撮影

中央省庁による障害者雇用の水増し問題。各省庁が勝手な解釈で「障害者」とみなし、雇用数に計上してきたことに対し、22日に厚生労働省で開かれた審議会の分科会では、国の対応への批判や今後の雇用についての注文が相次いだ。自治体などで働く障害者からは、雇用数を守るだけではなく、職場環境の整備を求める声が上がった。

「(矯正視力ではなく)裸眼で測定して視覚障害者にカウントするなど、理解ができない」。この日開かれた厚労相の諮問機関・労働政策審議会の障害者雇用分科会。検証報告書の内容が報告されると、委員を務める日本盲人会連合(東京)の竹下義樹会長は、語気を強めた。

 報告書によると、複数の省庁は「眼鏡着用などの矯正視力で0・1以下」といった人を視覚障害者とすべきところを、裸眼で測定して視覚障害者に計上。こうした不適切な運用は遅くとも1997年から続いていた。 (ここまで376文字 / 残り680文字) 2018年10月22日 22時08分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

2018/10/25 に見て、ストックしていたら削除されていたので引用しておく。 内容が嘘だったのか、関係者から圧力があったのかはわからないが、2018/11/08 の時点で既に存在しなかった。

それにしてもこの内容が事実であればひどい話だ。 本来保証されるべきではない人が恩恵を受けてしまっている。 流石に20年の歴史に終止符を打つ必要があると思う。