確定申告、来年からはスマホでどうぞ 国税庁が新方式:朝日新聞デジタル

 国税庁は来年1月、所得税などの確定申告の手続きにスマートフォン専用画面を開設する。事前手続きを済ませると、パソコンやマイナンバーカードなどがなくても、スマホだけで申告書を作成・送信(提出)できるよう…

ID・パスワード方式

新たにID・パスワード方式を導入

2段階認証を導入できないと簡単に突破されそうだ。 ログインの最大試行回数とかしっかり設定してほしい。 一番恐ろしいのは不正アクセスされて、数値をいじられて多額の納税を要求されることだ。

もちろんマイナンバーカードでも同様のことは起きる。 だが、手間のかかり具合・試行のしやすさを考えれば、ICカードリーダーのほうが複雑さがある。

セキュリティの懸念

情報工学を学んだことがある人なら知っているであろう「チューリング・テスト」。 機械と人間の区別がつくかどうかをテストする。 実はこのテストは人に偽装できるロボットが現れず、なかなか合格できなかったのだが、2014年にいい結果を残したbotがいる。

史上初:人工知能の13歳の少年、チューリングテストに“合格” - ITmedia NEWS

アラン・チューリング博士の命日に英レディング大学が開催したチューリングテストイベントで、初の合格者が出た。審査員の33%が人工知能のユージーンくんを人間だと判断したのだ。

30%もの人間が判別できなかったらしい。 この数値は今後上昇していくだろう。 これから考えられるのは今後、より人間のような振る舞いをするbotがたくさん登場することだ。 人間のような振る舞いをする悪意をもったbotを作る人たちも現れるだろう。

利用する側は少ない情報から人かどうかを判定しなくてはいけない。 ネットリテラシーの低い人達は判定することすら難しい。

IPアドレスから居住地と申告場所をチェックして制御しないと簡単にブラジル等からアクセスを試みる変な連中が現れるだろう。

社会の根幹となるシステムを開発・運用する人たちはネットリテラシーがあると思いたい。 そうでなければ破綻する。

利便性が高まる結果

e-tax を利用する人が増えるかどうかはまだまだ難しい話だと思う。 広告を派手にやらないのでいつもかなりの空気である。 あと、過去データを考えると今までのやり方でいいかなとも思う。

おわりに

納税って能動的に行わないといけないことが狂ってると思う。 自分で申告させといて、追徴課税とかを平気にやってくるとか意味わかんないわ。

個人であれば、マイナンバーと各金融機関を紐づけたら自動的に請求されるくらいのことをしてほしい。 国民側がやるべきは請求内容のチェックと納税だけになるといいな。