映像内の二階氏の発言

「(ぬちゃ)ご苦労さまでございます。」

「(ぬちゃ)まぁそらぁ別にこの課題に対してですね、5,000円で解決できるわけではないんですから、大した問題じゃありません。」

「これから検討します。自民党は必要なことは何でも一生懸命やります。とこういうことですよね。5,000円が高いとか安いとかっていうそんなあのー程度の問題ではないんですよね。そらぁみんな国民の皆さんも分かっていることだと思いますよ。」

「いやいや、そういうことは、だから、希望者ですね。が、によって、善意でやることなんですよ。5,000円が足りないちゅーてるわけでもないんだよ。ですから、善意でやることですから。やるべきそういうことを積極的にお考えになる人だけが協力すればいいことで、協力しない人はしなくてもいいと。」

感想

はじめに

まずはじめに、二階幹事長は10万着の東京都の小池都知事を利用して防護服を中国に無償提供している。 無償提供に応じる小池都知事にもかなりの問題がある。 勝手に送った費用分の給与の返上をして頂きたい。

小池都知事、二階氏に防護服提供を伝達 新型肺炎で  :日本経済新聞

小池百合子東京都知事は4日、自民党の二階俊博幹事長と党本部で会談した。中国で発生した新型肺炎の感染拡大に関し、医療用の防護服を追加で日本政府に提供する意向を伝えた。小池氏は会談後、記者団に「都の備蓄

小池氏は会談後、記者団に「都の備蓄はあり、追加で5万~10万着を対策に使ってほしい。詳細を詰める」と述べた。小池氏によると、都はこれまでに防護服2万着を提供したという。

日本、アリババ会長を通じ防護服10万着を追加支援 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【2月8日 Xinhua News】阿里巴巴(アリババ、Alibaba)公益基金会は7日、日本が中国に医療用防護服10万着を追加支援することを明らかにした。

一般社団法人医療国際化推進機構(IMSA)の二階俊博(Toshihiro Nikai)名誉理事長

この怪しい社団法人のサイトのどこを探しても二階俊博の名前が無かったのでほんとに名誉理事長なのかは全然わからないので、IMSAをさくっと見てみる。

連携機関・連携大学のご紹介 | IMSA 医療国際化推進機構

「国際〜」とか入ってるくせに連携はベトナムと中国としか行っていない団体。 広く見てもアジア圏としか連携してないし、本当に国際化する気があるんだろうか? ほとんど中国だし、中国化でもしたいのかな?

二階氏はこれを受け、日本の各方面に当たり、12万4200着の防護服を確保し、中国に無償で寄贈したいと申し出た。最終的に、10万着を日本側からの寄付とし、2万4200着を同グループが買い取った。

議員から5,000円を貪る以前に、一般社団法人の名誉理事長の立場で善意で小池都知事を揺さぶり防護服を10万着を無料寄付している。 防護服の費用が1着いくらなのかを示す資料を探すのは面倒なので誰か見つけて欲しいが、仮に1着1,000円程度だとすると、1億円相当の税金を勝手に提供したことになる。

他国のために税金を納めている国民は流石にいないだろう。 そんなことをするなら国内感染者を減らすために使われるべきだと考える国民が大半だろう。二階氏らを除いて。

会見を見ていて思ったこと

善意を盾にした二階幹事長から感じられる圧がすごいですね。 いくら任意といえど、この圧の中で寄付しない議員は青山議員とその周辺の方々だけになるでしょう。

5,000円で解決できるわけではないんですから、大した問題じゃありません。

と発言しておきながら、

5,000円が高いとか安いとかっていうそんなあのー程度の問題ではないんですよね。

と国民も理解不能な意見転換が発生しているところが非常に無責任だなと。 それから、中国に寄付することが自民党には必要なことと個人的な意見を主張されている。 中国から具体的な援助要請がないにも関わらず、中国だけを対象にした寄付制度を半ば強引に導入する異様さ。 そんな異様な行動を国民の皆さんは賛同するだろうか? あまりにもこの奇妙な寄付制度には非常に疑問が残る。 公金の寄付といえば、ふるさと納税がある。 あれは国内の自治体間の資金移動なので国家として考えれば何ら問題ないだろう。 しかし、国外となれば話が変わる。 だから、中国に寄付した自民党議員やそれ以外の所属のリストが欲しいなと思う。 というか二階さんのお膝元の和歌山県で感染者が発生しているのに知らんぷりですか? その5,000円の寄付を国内の感染者や医療団体に寄付するほうが国民は皆、賛同するし、中国への寄付に批判的な議員も積極的にやるでしょう。 アメリカでは武漢熱よりも被害の大きいインフルエンザが流行っているというのに寄付はしないんですね。 この差は一体何なんでしょう?

おわりに

(平成29年12月12日)東京都が発注する個人防護具の入札参加業者らに対する排除措置命令について:公正取引委員会

ちなみに東京都の防護服は独占禁止法に違反する業者に発注されていたらしい。 入札価格操作をしていたみたいだ。 ただでさえぼったくられているにも関わらず、それを無償で中国に提供する異常さ。

今回の件は、日本は中国に感染者を送り込まれたバイオテロの被害国と解釈してもいいレベルの話だ。 まずは自国の防衛をしっかりしなければいけない。 感染症1つ防ぎきれずに何が防衛だということになる。 いくら自衛隊を憲法に記載したところで、三権の長がこの体たらくでは意味がない。

既に様々な国に感染者が広がっている。 団体渡航を中止しても個人渡航が可能な現状では感染を防ぎ切るなんて考えていないのだろう。 このままじわじわ侵食していく戦略がいかにも中国らしさがある。 アハ体験で画像の一部が入れ替わる映像をテレビ等で見たことはないだろうか? ちょっとずつ変更すれば気づかれずに溶け込むことができる。 他にもこの方法を用いれば気づかれずに制することができる。 日本人が気づかないうちにGDPが抜かれていたようにね。