インターネット上の誹謗中傷(とそれに類するかのような言説・キーワード)が消されるようになるらしい。

投稿の削除を申請する手続きや窓口の公表に加え、対応結果を一定の期間内に知らせることを運営企業に求める。投稿の削除を判断する基準を定めて公表することも義務付け、手続きの透明性を高める。

なぜ消したのかを双方に伝えるわけでもなく、依頼側のみが知れる形になりそうだ。

Twitter(現:X 、以下 Twitter と記載) では、「〇〇人 死ね」が投稿内に含まれていると強制的に消される仕様になっている。 自分の知らないうちに自分の投稿が勝手に削除されている。 Twitterは1度消されると2度と同じ時間に投稿することができない。 また、不遡及の原則を無視して過去の投稿を片っ端から消している。 そんなSNSにより強力な削除権限を付与するというのだ。

おそらく自動化されるので、仕組みを理解した悪意を持った人間によって過去を捻じ曲げる事ができてしまう。 これは変えることができない。本当に重要な投稿は自分でサイトを運営して行うしか無いだろう。

透明化の観点もおそらく申告した人間側のみなので投稿者側は一切知ることができないことになるだろう。 持ち主に代わって勝手に捨てるサービスって本当に異常だと思うけど。

法の下の平等が損なわれる法律が施行されるのが本当に恐ろしい。 だんだん中国のような粛清国家の道に進んでいるのが本当に嫌だ。

こんな改正をする暇があるならNPO法人などによる立場の乱用を防ぐ法律も施行して欲しい。

ちなみにイーロン・マスクになってから普通の検索では一般人のツイートは辿れなくなっているので、 最新ツイートが一切見れない上に特定のツイートも表示不可になっている。 限定されたクローズドな場であることも新たに知っていただきたい。