いやーほんと泣いてる。

奨学金には利率固定と見直しがある。 大抵の場合、親のすゝめでどっちかを選択するだろう。 経済の見通しをまともに予測できないのにもかかわらず優先的決定権はあちらにある。 というか高校卒業後のまだ経済にも興味薄い連中に利率の選択を迫る日本学生支援機構と称する学生圧力団体は非常に恐ろしい。 本当に勉学に集中させる気があるなら上限固定変動性にでもすべきだ。

平成19年4月以降に奨学生に採用された方の利率 - JASSO

10年前は利率固定方式だと1%以上の利率だった。 今や利率見直し方式だとたったの0.003%だ。

っていうか利率固定方式が全体的に高額な利率となっている。 それを選ぶ親のアホさをどうにかすべきだが、 18歳の子供が金銭にまつわる判断をまともにさせてもらえない現実をもっと認識すべきである。

まともに判断できない人間に金を貸しているのだから国営ヤクザと言われても仕方がない。

なんなら経済学部目指す連中以外の人達が経済に詳しいわけじゃないのだからこんな地獄みたいな制度を継続しているあたりに支援する気のなさを感じる。

法的には3%が上限だが、時代背景的に1%も搾取しているのは異常じゃないかとも言える。 まともに返済できない人もいる中、今ではやたらと高い金利を払い続けさせる異常性をもっと指摘してもいいのではないだろうか。

大学無償化で奨学金を借りる層にも変化が起きるだろうし、学生を対象にした金貸し利権をいい加減解消すべきだろう。