「ペイペイの毒」に潰されたキャッシュレス企業…その残酷すぎる末路(岩田 昭男) | マネー現代 | 講談社(1/6)

今年1月23日、突如として明らかとなったフリマアプリ「メルカリ」によるQRコード決済「オリガミ」の買収劇。かつては将来性のあるユニコーン企業として持て囃されたオリガミは、なぜタダ同然で身売りすることになってしまったのか。そこには、ただの「資金難」では言い尽くせない、QRコード決済業界にはびこる大きな原因があった。

数あるQRコード決済サービスの企業の中でも、ダークホース的な存在として密かに注目もしていた。

周りに Origami を利用している人は確認できなかった。

登場した当初からNFCを超える優位性を出せずにじりじりと劣勢のまま消えていった印象が強いのでダークホースにはまずなっていなかっただろう。

個人的な印象では当て馬だ。

PayPayやd払いといったダークホースのためにせっせこQRコード決済市場活性の機運を高めさせられていただけだった。

不人気なのは名前から感じる意味不明さとお高くとまったブランド展開が原因。 親しみやすさがまったくなかった。あと、シンプルにお得じゃなかったから。

スポンサーがいなくても成長できるサービスは勝手に成長する。

見ていて悲しい感じだったよ。

使うメリットが一切なかったからね。