会場は「山野ホール(学校法人山野学苑)」。 主催者側の発表によると、山野ホール側から「一般公衆に貸し出すことは法令上の問題があり、利用者の安全確保の見地から明日の使用ができない」との通達が直前にあったという。

前日の夜20時という、遠方からの遠征組がすでに移動を終えているような最悪のタイミングでの会場変更。 この対応を巡り、SNS上では山野ホール側への批判が殺到している。

イベントの開催自体は数ヶ月前から決まっていたはずである。 それにもかかわらず、なぜ「前日の夜」になって急に法令上の問題が発覚するのか。 信じ難いほどの杜撰さと言わざるを得ない。

理由として挙げられた「一般公衆への貸出における法令上の問題」が具体的に何を指すのかは明かされていないが、もし学校法人の施設運用や建築基準法、消防法に関わる問題であるならば、なおさら直前に判明するような性質のものではない。 貸出側の管理体制、あるいは事前の確認プロセスが致命的に欠落していたと判断されても仕方がないだろう。

急な会場変更によってグッズ物販や入場動線の割り振りに追われたスタッフの心労、そして何より「明日本当にイベントがあるのか」と不安に落とされたファンの精神的負担は計り知れない。 さらに、遠征組のファンにとっては、宿泊先や交通手段の手配を含めたスケジュール全体が大きく狂わされることになった。 会場の変更に気付かず、元々の山野ホール(代々木)へ向かってしまうファンが出るリスクも当然あった。

商業イベントの会場として長年使われてきた実績があるにもかかわらず、このような初歩的かつ致命的なトラブルを直前で引き起こした山野ホール側の社会的信用は、今回の件で大きく失墜したと言える。 今後は他のアーティストやイベント主催者からも、利用を敬遠される動きが広がる可能性は極めて高い。