はじめに

ワケあってユビキタス言語を定義していっているんだが、元の意味を表現する資料とかが存在しないので自分で表現する必要がある。 非常に大変だ。どこまでやればいいのか…。

会話で利用される表現

よくある略称の頭文字をそのまま読んだり、あだ名が付いていたりと非常に難しい。

小学生から中学生になったときに「あだ名の衝突」が起きたことはないだろうか? 個人的な思い出としては確か「ちーちゃん」が衝突していた。片方の女子が私の呼称なのにと若干怒っていた。

そんな問題を解決するためにユビキタス言語は存在する。

何を書くか

共通意識を構築することが目的なので正直なんでもいい。

5W1H 「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」

を書いてもいい。または、

会話、表記、プログラム、コードネーム、概要

というように扱われ方でまとめてもよい

会話 表記 プログラム コードネーム 概要
にっぽう 日報 DailyReport makietan.github.io makietan (Github アカウント) が書く Github Pages に構築したサイト
きじ 記事 Report 例のブツ makietan (Github アカウント) が日報に書く1まとまりの文章

どこに書くか

Github でいいんじゃないかな。 履歴が残るし、勝手に変更されないから。

非エンジニアへの配慮

Google Document にも使いづらいが履歴機能がある。 ただし、変更を通知する機能がないのでそこは GAS を使って監視する必要はある。 監視をしないと勝手に意味を書き換えられて、共通意識の構築が難しくなる。

Scrapbox

多分、ユビキタス言語を実現する上で最も便利ではなかろうか。 法人向けプラン も登場したらしいので今後の活躍を見守りたい。

社員の入れ替わりが激しい会社へ

ユビキタス言語を定義してから会社を辞めよう。 というか、ドキュメントにまとめられないなら自動化しよう。

全て1つにまとめない

リレーショナルでいいんです。Github や Google ドライブ ではリンクが使える。 もっと言えば、 Scrapbox というサービスがあるのでそこでまとめてしまえばよい。

読み方がわからないなんてよくある

なんて読めばいいの?っていう事象は多々あるので、チームでの人の呼び方とかも定義するといいと思います。

例えば、田中(一郎)さん、田中(二郎)さん、佐々木さん、秋山さんがいるとしたら、

会話 表記 プログラム 正式名称 概要
いちごう 1号 - 田中一郎 田中一郎さんの扱い方
にごう 2号 - 田中二郎 田中二郎さんの扱い方
まきえたん makietan - 佐々木まき絵 佐々木まき絵さんの扱い方
あきやまどの 秋山殿 - 秋山優花里 秋山優花里さんの扱い方

こうすることでチーム内での呼び方の違いが撤廃され、気軽に呼べるようになるはず。

おわりに

会社にいて思うの知識共有の未熟さであるといいたい。 Slack で DM ばかりやっている人は自分で自分の手間を増やしていることに気づいてほしい。 共有できる情報はもっと外に拡散させていこう。